実父の母、祖母、いわゆる「おばぁちゃん」がわたしの進学費用にと幼稚園か小学生の頃あたりから学資積み立てをしてくれていた。
わたしは学資積み立てが何であるかをわかってはいなかったが、実母がいなくなってしまった後は自分で郵便局へ行くように言われ、毎月、祖母に決まった額を持たされ郵便局へ入金に通った。
しかし、またしても継母がとんでもないことをした。
いつのまにか継母がその通帳を勝手に持ち出し、あろうことか、その積み立てを解約し、さらにはそのお金を使ってしまったというのである。
何に使ったのかも、いくら貯まっていたのも知らない。
仮に毎月2000円の積み立てとして幼稚園前後から中学校3年間と考えて計算すると、そこそこの金額のはずである。
とにかく、TV部屋で
「アンタのなぁ、おばぁ(祖母)が貯めてた積立金、もうないでっ、また返すっ」
といいうことを告げられた。
わたしは学資積み立ての意味を理解していなかったため、「ん?」くらいにしか思っていなかったが今となっては
「はぁ~?」なのである。
もうひとつ「はぁ~?」なのが継母は異母姉A子や異母妹B子、わたしの前などでは実父の母、祖母のことを(おばぁちゃん)のことを「おばぁ」と呼ぶことである。
それと、確かにわたしの積立金はどこかに消えてしまったらしい、いくつになってもその通帳はもちろん、積立金も何も受け取っていない。
ふと、思ったのだが実父はこのことを知っていたのだろうか。
これを「経済的虐待」というそうです。